最近は身の回りの人に自らの活動を紹介する機会があります。
活動一周年を迎え、コンテンツも充実してきたのでやっとこさ「活動してます」と大きな声で言えるようになったことが大きいですね。始めたばかりの頃はなかなか「始めたんだ~」としか言えませんでした……。
一昔前は、
「例え閲覧者ゼロ人でも趣味だから問題ないよね」
なんて考えてた時期もあります。確かに僕は誰かに見てもらうためというより、自分の内側にあるものを表出するために始めたんですから、「人気者になりたい」とかは思ってなかったわけです。今でも「自分の絵があまり注目されないから描くの辞める」という投稿者の方にはあまり共感できません。
ところが最近は、「読んでくれる人がいる」というのもとても大きなことだなと感じます。他の人から感想をいただくことは楽しいですし、「次は何やろうかな」というやる気にもなったり。
「エンターテインメント」として書くことの楽しさを学びました。
そういうわけで、本日も自分を見つけてもらうためにあっちこっち走り回ります。
早いもので今年ももう年の暮れですね。
来年は2022年、西暦の数字が三つ揃ってます。前回揃ったのは2000年、次回揃うのは2111年です。その頃雨宿拾遺物語は91周年、順調にいけば1092号が発行されているみたいです。
いや待てよ、お前いくつまで生きるつもりだよ
僕もどこぞの店長さんみたいに永遠の17歳だったら元気に描き続けられるんですがねえ……。
それはそれとして、今月号では2021年の僕の活動について考えていきます。「一周年記念の時に振り返りしたばっかりじゃねえか」とお思いでしょうか、しかしこれにはワケがあって、少し調べておきたいことがあるのです。
それというのは、僕の作業量の話です。
本Webサイトは2020年10月から活動を開始しておりますが、開設準備に向けた活動は2020年の春ごろから行っていた、というのは一周年記念の時に話しましたね。夏にかけてはいろいろな作品の執筆作業を始めておりまして、創刊に向けていわば「書き貯めていた」ということになります。
その「書き貯め」が尽きたのが2020年12月、第3号掲載の内容くらいまでです。つまりそれ以降は毎月の更新をしながら執筆をしていました。「連載」ですね。ですから第4号(2021/1)~第15号(2021/12)までの掲載内容を振り返れば、「雨宿拾遺がコンスタントに書き続けられる原稿量」を推し量ることができます。
「少し調べておきたいこと」とはこれです。
手始めに2021年に掲載された作品を数えてみましょう。
お嬢おか 第6話~第15話 + 特別編、科博コラボ特別編、フルカラー第1話 計226P
まがたび 第2話~第6話 計128P
超越のみさき 第4話~第7話 計約66,000字+マンガ原稿36P
2021夏の特別編を終えて マンガ6P
今月のピックアップ 記事3本
雨宿拾遺的「論」 「微分絵」論前後編
短編小説 HORNET 約14,000字
科博コラボ特別編 キービジュアル1枚+特別記事
OME Sppedrun出演の記憶 特別記事
表紙・裏表紙 各12枚
作品キービジュアル 3枚
ほか(毎月の特集記事など)
合計 マンガ原稿396P、小説約80,000字、A4サイズカラーイラスト16枚 ほか
どうでしょう。これを多いと見るか少ないと見るかはみなさんのご判断にお任せします。一応申し上げておきますと、これ以外にも雨宿拾遺物語関連でいろいろ作業をやっています。
この中で一番大事なのは400P弱のマンガ原稿。はっきり言って、来年はこれより多く描ける気がしません。理由はいろいろあって、主に実生活との兼ね合い。どんなに頑張っても単行本2巻分に満たないページ数しか描けませんということです。
であれば問題になるのは「何を書くか?」でしょう。
では次、僕が本Webサイト関連の活動に費やした時間の内、その作業内容ごとの割合を見ていきましょう。
毎月の作業時間配分
『お嬢おか』 30%
Webページの作業(表紙・裏表紙作業含む) 10%
その他 60%
実際は各月ごとの忙しさによって作業時間が変動しますので、その場合は「その他」にあたる時間の占める割合が50%~70%くらいの幅で増減することになります。
「『お嬢おか』」は毎月のルーティンです。おかげさまですっかり描き慣れて、作業効率が向上しました。ただしこれはマンガを描く作業だけでなく、ネタ集めの調べものやネームの前段階となる台本を書く作業もひっくるめて30%ということ。毎月嫁を描くのはかけがえのない時間です。
「Webページの作業」は記事を書いたりHTMLをいじる作業のことです。表紙・裏表紙を描く作業もここに含めました。毎月の更新を行うためには休めない。
残る「その他」が『お嬢おか』以外の作品執筆や、科博コラボのような特別な作業に取り組む時間です。月ごとにやってる内容は様々で、よくばっていろいろ手を出すとどれも追っつかなくなります。二兎を追う者はなんとやら。
これまでに述べた通りの現状と今後の展望を鑑みれば、これからはダラダラ活動しているだけだと厳しそうです。
現在の連載作だって完結までにあとどれくらいかかるか知れたものじゃないし、頭の中にある構想だって実現したいし……。
そういった企画を進めるには前章の「その他」の時間をどのように活用するかという話になるわけで、それには活動のやり方を「工夫」する必要がありそうだなと。
これまでのいくつかの企画を同時進行するやり方から、各期間でこれ!と決めたことに注力するやり方への変更、いわば作業時間の「戦略的再配分」をしようかなーと考えたり。
こうすることで年間通しての予定を立てやすくなるので、「〇月にこれ掲載します」と事前にアナウンスしておくこともできる。長期的な計画を立てられたら、「デキる作者」って感じがしません?
ま、予定通りにできればの話だけどね!(汗)
おかげさまで二年目に入った「雨宿拾遺物語」、まだまだやりたいことあります。これからも長いこと続けていこうと思ってます。そのためにはベストな運営の仕方を継続的に考えていく必要がありそうです。
今回はこんなところで、皆さんよいお年を。2022年も進化する当Webサイトに乞うご期待。
今月号に連載した『超越のみさき』ですが、最後の更新(第6話)はいつだったでしょうか?
答え:8月
いやはや、4か月ぶりの更新ですか……。しかしもちろん、その間何もしていなかったわけではありません。そこで突然ですが、
本作の連載形態を改めます。
具体的には、各章ごとの短期集中連載形式にします。これまでとどう変わるかというと、各章が書き貯まったら一気に掲載します。それから一話あたりのボリュームが増えます。
「四か月も間を空けて更新するくらいなら、話の区切りがいいところで一気に載せた方がよくね?」ということですね。
ストーリーは今月掲載の第7話で一区切り、『超越のみさき 黎明』が終了です。次回からは新章に突入します。ということは……
新キービジュアルをどうぞ!
全世界で100人の存在が確認された「御先」とは何者なのか。彼らの創造主たる「超越さん」とは何なのか。当てのない問いに答えを見つけるため、与作とアガタは研究を始める。それに呼応するように各地の御先は活動を開始、彼らの対応に足並みを揃えられない各国政府に、世界の情勢は大きく動き始めようとしていた。
新章の更新にはちょーっと時間がかかりますが、お楽しみに!
『お嬢おか』『まがたび』の作品ページリニューアルに続き、『みさき』も作品ページをリニューアルしました。これで更新頻度が低くてもキャラクターを忘れないね!!(汗)
雨宿は数十年もの間、気になっていました……
『雨宿拾遺物語』の読者は何を求めてるんだろう?
読者の皆さんから得るフィードバックは今後のWebサイト運営において非常に重要なことです。ということで、
読者アンケートを実施します。
近日読者アンケートを公開しますので、皆さんに愛されるよりよいWebサイトを作り上げるためにご協力ください!
そしてなんと!アンケートに回答いただいた方全員にスペシャルな特典が……?
お楽しみに!
みなさまからのお便りお待ちしております。お便りはこちらから。
次回もお楽しみに!