はいこんにちは、料理人雨宿拾遺です。
料理って難しいものだと思ってませんか?そんなことはありませんよ。
塩が何g、しょうゆが大さじ……と小難しく考えるからそうなってしまうのです。感覚と勢いで作ってしまえば意外とどーにかなるもんです!
『感覚と勢い』って何?――そーですね、料理で例えるなら……
あとは余熱でどーにかなるから!
という精神です!
あとは余熱でどーにかなるから!、第1回は豚肉のしょうが焼きです。
定番おかず!夜食にもいい!早い!手軽!うまい!それが豚肉のしょうが焼きです。
調理時間は約15分。キャベツの千切りに苦戦するともう少しかかるでしょう。
何?量が書いてない?だから言ったでしょ、
料理は感覚と勢い!
ところで、しょうが汁って何でしょう。これはしょうがをすりおろした時にでてくる汁のことなんですけど、正直言って面倒くさいですよね。しょうが大好き!て方でなければ家にしょうがを常備してるってこともあまりないでしょう。よって、ここでは代替品となるものを紹介します。
わさびの隣で売ってるやつです。これ、しょうが汁ではないですが少し入れるだけでしょうがの風味がきちんと出ます。
これ、便利。しょうが汁ともいうべきしょうが風味たっぷりの液体が詰まってます。これ、油なんだけど、豚肉のしょうが焼きだし今さら油が少しふえたところで問題ないでしょう。長期間保存がきくし、かつおのたたきとか、他の料理にも使えるから常備しておいてもいいね。
キャベツと玉ねぎは付け合わせです。キャベツとか千切りにしないといけないから急いでるときは要らないと思う。
それじゃあ作っていきましょうね。材料をそろえたら……
何?しょうががない?
あー、さっき言ったみたいに常備してないから買い忘れちゃうとどうしようもないのね。じゃ、いいや、
しょうが、ナシで!
しょうがって子どもだと嫌いって子も多いし、抜いたところで料理が破綻するって程の材料でもないのよ。この際だからしょうが抜きで作っちゃいましょう。これがホントのしょーがない……すんません。
とんかつみたいに一枚丸ごとが好き!っていう人いますよね。フライパンが大きい人はそれでもいいと思います。でもしょうが焼き用肉ってちょっと厚みがあるから食べやすいようカットするといいよ。切った後のキャベツは水にさらしておくとシャキッと感が残ります。
注意!豚肉を切った後の包丁とまな板で野菜を切らないこと!特にキャベツは生で食べるから、順番間違えたら死ぬと思いなさい。
しょうゆ:酒:みりん=1:3:1 の比率くらいかなあ。横着した人はフライパンに直接注ぐけど、ちゃんと混ぜておいた方が味にムラが出なくていいんだけど……ま、洗い物が一つ減ると思うと仕方ないね。本来ならここにしょうが汁も入るよ。これはお好みの量で。
ここからはちゃっちゃと仕上げましょう。きちんと焼きたい方は一旦玉ねぎをよけるといいと思います。次の工程ではちゃんとフライパンに戻してね。
汁気がなくなるまでって結構分かりづらいですよね。こっちはまだ汁気が残ってる、かと思いきや向こうは汁気がなくなって焦げはじめてる、とか。そういう時は、もう少しかな……と思ったところで火を止めちゃいましょう。
あとは余熱でどーにかなるから!
できました!豚肉のしょうが焼き、完成です!庶民的で安心する味!ボリューミーな豚肉でみんな満足!
……何?「『しょうが焼き』じゃないじゃん」?
言われてみれば確かにそーだなー。じゃー仕方ない、
この記事のタイトル変えっか!
ということでこのページのトップに戻ってください。ほら、「豚肉のしょうゆ焼き」になってるでしょう?これが感覚と勢い!
タイトル回収!
この作り方で、味付けをソースとケチャップに変えると、ポークチョップができます。あんまりソース入れるとソース味が濃すぎてただのソース焼きになっちゃうから注意。